2019年04月19日

共に考えよう「Q&A」

 2014年より法輪寺住職が坂田組の「連研」を担当しており、毎回参加者(70数名前後)から質問を募って文書で回答しています。その質問数は既に150件を超え、質問の中にはご法義上あるいは聞法上において大変大事な内容も多くあります。
 つきましては、梅鶯仏壮会員の皆さまにも本会報紙面を通じてご紹介をしていきたいと思います。


(Q)「仏教」とはどのような教えでしょうか?
(A)仏教は「生老病死」を人生の「苦」と捉え、その「苦」を解決するための教えです。
 ただし大事なことは、「生老病死」そのものが苦であるとは説きません。生まれ、老い、病み、そして死ぬこと自体は自然なことです。
 ところが私たちは、それを素直に受け入れられません。「生老病死」のみならず、ほかにも自分の思い通りにならない事が沢山あります。
 そこに「悩み」や「苦しみ」が生じ、これを「我執(がしゅう)」「煩悩(ぼんのう)」と呼びます。
 仏教はそのとらわれの心から解放された安らぎの世界(悟りの世界)を目指します。
 したがって、仏教は無病息災や金儲けや自分の欲望を満たすための教えではありません。


(Q)「浄土真宗(南無阿弥陀仏)」の教えとは?
(A)自らの力で煩悩を断ち切って、悟りを得ようとする世界を「聖道門(しょうどうもん)」といいます。
 対して、すべてを阿弥陀様の「本願」にお任せし、お浄土に生まれ悟りを得るのが「浄土門」、「浄土真宗」です。
 親鸞聖人も20年間比叡山において厳しい「聖道門」の道を歩まれたのですが、どうしても煩悩を断つことができず、絶望の淵の中で阿弥陀様のご本願に出会われました。
 親鸞聖人は、すべての者が等しく仏に成ることができる唯一の道が南無阿弥陀仏であり、お釈迦様が世に出でられたのはその教えを説くためであったとお示しになられました。
posted by ryoho at 10:14| お同行からの質問(Q&A) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする